デイサービスで働きたいナースがチェックすべきポイント
こんにちは。チョコです。
今日は前回に引き続き、デイサービスのお仕事について書いていきますね。
数々のデイサービスで働いてきたチョコですが、どのデイサービスで働くかは慎重に選んでいます。
今や近所でもものすごく沢山のデイサービスがあります。
その中身はほんとに色々。
ナースに任されるお仕事も、そこそこでだいぶ差があるんです。
そんな中、チョコが重視しているのは以下の項目です。
◆時給
◆送迎の有無
◆入浴介助の有無
◆処置の多さ
それでは、一つ一つについて詳しく見ていきましょう。
【時給が低すぎるデイサービスは避ける】
星の数ほどあるデイサービスの中には、驚くほど安い時給でナースを雇っているところもあります。
「近所だから」とか「仕事内容が楽そうだから」という理由で早まって選んでしまわないようにしましょうね。
あまりにも安い時給で募集しているところって、経営が厳しいところが多いのではないかな、、、とチョコは思っています。
実際、デイサービスの経営ってどこも大変みたいで、チョコが以前に働いたところでも、いつ潰れるがギリギリの線でやっていたところもありました。
そういうところは時給が安いだけではなく、常に人手不足です。
なので、ナースにもありとあらゆる仕事が振られます。
使えるものは全部使うといった感じです。
人手が足りないと、利用者さんの安全面でも常に危険と隣り合わせ。
毎日ヒヤヒヤしながら働くことになります。
なので、安い時給でこき使われて、さらにいつもヒヤヒヤしていないといけないという、かなり割に合わないことになってしまいます。
そういう意味でも、時給はちゃんとチェックしましょう。
時給は地域によっても差がありますが、都内で探すなら1,800円は超えたいところですね。
時給を上げたい人は、派遣で働くのがおすすめです。
派遣だと、都内ではデイサービスでも時給2,000円のところは結構ありますよ。
がんばって探せば、仕事内容もまあまあ楽で、時給もしっかりもらえるところはあるので、妥協せずに検索してみましょう。
【送迎を任されないデイサービスを選ぶ】
デイサービスは毎日利用者さんが自宅からやってくるので、行き帰りの送迎があります。
規模の大きいデイサービスは、ちゃんと運転手さんを雇ってマイクロバスなんかで送迎していますが、
個人でやっている小規模なデイサービスは、ヘルパーさんやナースが送迎業務もやっていたりします。
チョコは送迎を任されない職場を選んでいますが、これに関しては好みかな、、、と思います。
車の運転が好きな方は、あえて送迎業務があるところを選んでもいいと思います。
実際、チョコも以前に働いていたデイサービスで送迎をやっていたこともあります。
送迎中に利用者さんたちといろんな会話もでき、楽しいと思うこともありました。
でも、新しい利用者さんが入る度に道を覚えなければならないし、細い道なんかもあって運転技術も求められるし、何より大切な利用者さんを乗せているという緊張感が常にあります。
そんなことを考えると、やっぱり送迎がないところがいいなぁという結論に至りました。
【入浴介助のないデイサービスを選ぶ】
1日型のデイサービスでは、ほとんどのところで入浴があります。
利用者さんの中には、自宅での入浴は難しくデイサービスに来た時だけ入浴するといった方も多くいらっしゃいます。
入浴介助は基本、ヘルパーさんのお仕事です。
でも、人手が足りていないデイサービスだと、ナースも普通に入浴介助を任されることがあります。
この業務、あるのとないのとでは、体力の消耗度合いが全然違います。
入浴介助はやっぱりキツイです、、、。
スタスタ自分でお風呂に入れる人ばっかりではないですからね、、、。
浴槽に入る時は機械浴といって、機械で利用者さんを浴槽に浸からせてくれるものもありますが、それでも入浴前後の車椅子と浴室間の移動や着替えなど、かなり力仕事です。
中には、機械浴の設備のないデイサービスもあります。
普通の民家などをデイサービスとして使っている場合、普通の家のお風呂に利用者さんを入れるなんてこともあります。
これ、めちゃくちゃ大変!!!
狭いし、バリアフリーじゃないし、入れる側も入れられる側も大変です。
入浴の際は言うまでもなく相手は裸なので、移動を介助する際も服をつかむとかいうことができないんです。
濡れてるから手もすべりやすいし、、、。
転倒させてしまったりしたら、ごめんなさいでは済みません。
設備の整っていないデイサービスでは、入浴介助にそんな危険を冒さなければならないこともあります。
チョコはそれが理由で辞めた職場もありました。
何かあってからでは遅いので、「ここは危険な香りがする、、、」と思ったら勇気を持って職場を変わることをオススメします。
職場の環境が整ってないのに、責任取らされるなんてゴメンですからね、、、。
【処置の多さはナースの忙しさを決める】
デイサービスでナースが行う処置というのは大体下記のような感じです。
・インシュリン注射
・バルーンカテーテル管理
・ストマ管理
・胃ろう管理
・褥瘡処置
・爪切り
病院で勤めていたナースなら、チョチョイのチョイですねw
ただ、デイサービスではナースが一人しかいないところが多いので、処置はすべて自分が請け負います。(みんな医療的な知識がないので、何でもかんでも聞かれます、、、^^;)
入浴後に処置をすることが多いので、処置が必要な人がどれだけ多いかによってナースの忙しさも変わってきます。
ひっきりなしに呼ばれるということもあります。
忙しいのが好きな人は、処置が多めの職場を選ぶといいかもしれませんね。
チョコは処置をするよりは、まったり利用者さんとの会話を楽しみたいタイプなので、処置が少なめな職場を選んでいます。
具体的にどんな処置が必要なのかは募集欄に書いてくれてある場合もありますし、書いてない場合はあらかじめ確認しておくことをオススメします。
ナースのお仕事 デイサービスってどんな感じ?
こんにちは。チョコです。
このブログでは、病院勤めに疲れたナースのために役立つお仕事情報をお届けしております。
今回は、「デイサービス」でのナースのお仕事について、チョコの経験を通してお伝えしたいと思います。
【デイサービスのお仕事にも色んな種類がある】
デイサービスには、それぞれの持つ特徴によって以下のような種類に分けられます。
1)小規模型デイサービス(18人以下)
2)通常型・大規模型デイサービス(19名以上)
3)リハビリ特化型デイサービス(事業所で定員を決めている。小規模が多い)
4)入浴に特化したデイサービス(これも小規模が多い)
5)療養通所介護(9人以下、重度要介護者、看護師が配置義務あり)
この中でチョコが働いた経験があるのは、1)~3)のデイサービスです。
それぞれについて、実際の感想も含めて詳しく見ていきましょう。
【小規模型デイサービスでのナースのお仕事】
チョコはこれまでいくつかのデイサービスで働いてきましたが、一番多かったのがこの小規模型デイサービスです。
チョコの住んでいる町にも、いたる所で目にします。
個人事業主がやっていることが多く、お仕事の面接に行っても、親近感のもてるおばちゃんが社長だったりします。
そのため、職場の方針や仕事内容も、そこそこでほんとにマチマチ。(社長のカラーがもろに出ます。)
しっかりカリキュラム化されていることはあまりなく、場所によっては、素人目からみても「こんなやり方でいいのか、、、???」と不安になる所すらあります。
利用者さんへの接し方や、安全面に関してなどです。
そういう、きっちりしていないのが気になるナースにはオススメできないです。
実際、私もそこが我慢できずに辞めた職場もありました。
◆仕事内容
・送迎(あるところとないところがあります。)
・利用者さんのバイタルチェック(これによって入浴の可否判断をナースが下します。)
・お茶出し
・入浴介助(あるところとないところがあります。)
・入浴後の簡単な処置(基本的には軟膏を塗ったり、簡単なガーゼ交換など)
・インスリンや経管栄養などの処置(来ている利用者さんによります。)
・昼食の配膳・食事介助(見守り程度の方が多いです。)
・お昼寝の準備(これもあるところとないところがあります。)
・レクの補助(基本的にはヘルパーさんがやってくれます。)
・トイレ介助
・利用者さんの相手(おしゃべりや物作りなど)
・爪切り
・記録
・掃除
チョコが最近デイサービスのお仕事を探した際は、赤文字の項目に注目して選びました。
送迎をしなくていい
入浴介助をしなくていい
処置が少ない
職場を選んだわけです。
まあ、この辺は好みの部分ですが、チョコはそこを省いたお仕事を選んだことで、とても楽になりました。
その理由については次回書きたいと思います♪
ナースのお仕事。訪問入浴サービスの良い点・悪い点とは?
こんにちは。チョコです。
これまでチョコが働いた訪問入浴サービスのお仕事について、感想を交えながら詳しく書いてきました。
今日はチョコが思う、訪問入浴サービスの良い点・悪い点や、どんな人にオススメしたいかについてまとめてみたいと思います。
チョコのように病院勤務に疲れてしまったナースや、介護の世界に興味のあるナースは、是非参考にして下さいね!
【訪問入浴サービスのお仕事の良い点】
◯時給が他のバイトに比べると高め。
◯医療行為が少ないので病院に比べると気楽。
◯一日中3人(オペレーター、ヘルパー、ナース)で外回りなので、病院のような先輩ナースの顔色を伺ってビクビクする必要なし!
◯入浴はとても気持ちが良いので、利用者さんにとても喜ばれる。(まれに風呂嫌いな方もいますが、、、。)
◯爪切りや、衣類の着脱の技術がかなり上達する。(これ、結構その後の職場で役立ちましたよ~)
【訪問入浴サービスのお仕事の悪い点】
◯夏はとにかく暑い!!!
◯手荒れがひどい。(常にお湯を扱うため。)
◯時間に追われる。(まあ、これは病院ほどではない。)
◯ナースは一人なので、責任が重い。(他のスタッフや利用者さんのご家族から色んな質問をされたりする。)(末期の利用者さんの訪問時は、ちょっとドキドキでした。)
◯外回りなので、トイレは公衆トイレやコンビニのトイレを使用するハメになる。
◯お昼休憩が車の中でということが多く、狭くてゆっくりできない。(慣れれば平気)
【訪問入浴サービスのお仕事をオススメしたい人】
◯お年寄りが好きな人
◯仕事に刺激を求めない人
◯車酔いしない人
◯おしゃべりが苦にならない人
いかがでしたか?
少しでも興味を持たれた方は、一度単発バイトで体験してみるのもありですね!
訪問入浴サービスのバイトは常に募集してますよ~
ではでは、次回からはまた違うナースのお仕事についてご紹介していきます!
訪問入浴サービスで働くナースの人間関係や休憩時間について
こんにちは。チョコです。
訪問入浴サービスについて引き続き書いていきますね。
【訪問入浴サービスにおける人間関係】
過去記事にも書いたとおり、訪問入浴サービスはオペレーター、ヘルパー、ナースの3人一組で回ります。
全スタッフでの朝礼が終わったら、1日ずっとその3人で外回りです。(チョコの職場では曜日によってメンバーが変わりました。)
体力勝負の仕事だからか、スタッフは若者が多かったです。(20代~30代前半が大半かな。)
なので、年配の方に気を遣いながら仕事するってことはほとんどなく、若者同士楽しく回ることが出来ました。
狭い車内に3人で乗ってると、自然に仲良くなるんですよね。
移動中は色んな話をして盛り上がったり。
介護に携わる人は基本優しい人が多いので、人間関係で嫌な思いをしたことはありませんでした。
【訪問入浴サービスのお昼ごはんは車内で食べる?】
1日中外回りの訪問入浴サービスですが、お昼休憩はどうしてるのか気になる点かもしれません。
これはその日のメンバーにもよりますが、大体近くのトイレのある公園の脇に車を停めて、コンビニで買ったお昼ご飯を車内で食べるというのが多かったです。
オペレーターさんはどこに車を停められる場所があるか、どこにキレイな公衆トイレがあるかということを熟知しています。
チョコは汚いトイレとか絶対入れないタイプなのですが(潔癖ぎみ^^;)、意外に大丈夫でしたよ(笑)。
車内でお昼ご飯を食べて、残った時間は車内でそのままお昼寝したり、公園のベンチでゆっくりしたり、各々自由に過ごしていました。
時にはファミレスで昼食を取ることもありました。
特に暑い夏なんかは、涼しい店内でゆっくりご飯を食べてリフレッシュしていました。
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ナースのお仕事 訪問入浴サービスは時間と暑さとの闘い
こんにちは。チョコです。
前回は訪問入浴サービスで働いたチョコが学んだ、衣類着脱の必殺技についてご紹介しました。
今回は訪問入浴サービスの実態についてもう少し触れていきたいと思います。
訪問入浴サービスで働くってどんな感じ?
と他のナースに聞かれたら、チョコはこう答えると思います。
「時間と暑さとの闘い」
どういう事か詳しく説明していきましょう。
【訪問入浴サービスは時間との闘い】
チョコが最初に働いた訪問入浴サービスの会社は、その業界では結構有名な会社。
なので、利用者数も多く空き時間などはほとんどありませんでした。
大体一日に7件訪問していました。
一時間ごとに違うお宅を訪問する感じです。
流れとしては
(1)バイタルチェック
↓
(2)脱衣
↓
(3)入浴介助
↓
(4)着衣・バイタルチェック・処置(あれば)
↓
(5)片付け
↓
(6)終了
↓
(7)移動
(1)~(6)までが大体45分~50分位、(6)~(7)の移動時間に大体10分~15分といった感じです。
各利用者宅に時間通り伺わなければならないので、時間に遅れないようにというのはスタッフみんな気を遣っていました。
特に、前回書いたような衣類の着脱に時間がかかったり処置がある利用者さんの場合は、ナースがそれらの仕事に手間どってしまうと、他のスタッフを待たせてしまう事にもなりかねません。
まあでも、遅くなったからといって他のスタッフから嫌な顔されたりというのはなかったです。みんな自分の仕事が終わったら手伝ってくれました^^
【訪問入浴サービスは暑さとの闘い】
もう一つ、訪問入浴サービスで闘わなければならない相手は、ズバリ暑さです。
これは皆さん、一番気になる点なのではないでしょうか?
結論から言うと、夏はマジ暑いです(笑)。
これね、暑い季節にお湯を扱うわけですから暑いのは想像つくと思うんですよ。
でもね、ただそれだけの理由ではないんです。
なぜそんなに暑いか。
それは、クーラーをあまりかけられないからなんです!
これ、拷問ですよね。
利用者さんは当然裸になるわけですから、クーラーをきかせてしまうと寒く感じてしまいます。(体が濡れると余計にブルッときますよね。)
なので、入浴中はクーラーを一旦切るか、ごく弱めにするかしていました。
利用者さんの心地よさを最優先するためです。
そう頭では分かっていてもね、、、
想像以上にきついですよ、、、これ。
特に部屋が狭いお宅なんかだと最悪でした。
利用者さんが極楽な顔でお湯に浸かってる間、スタッフは汗ダラダラ、、、みたいなね。
自分だったら、こんな汗臭そうな人たちに囲まれたくないな、、、といつも思っていました(笑)。
もう、なんなら自分もこのままお湯に浸からせて欲しいと思ってましたよね(笑)。
それでも利用者さんの前では笑顔を絶やさず、最後まで仕事をやりきる。
スタッフの皆さんのプロ根性には感動します。
そんなわけで、水分補給はしっかりしないと危険ですね。
(実際に熱中症になってしまうスタッフもチラホラいました。)
あと、注意しなければいけないのが、あまりの暑さに食欲が落ちてしまうこと。
チョコはそれで、昼休憩にしっかりご飯が食べられずコンビニスイーツばかり食べてたんです。
そしたら暑い夏が終わった頃、体調をすこぶる崩してしまい、仕事も減らさざるを得ない状況になってしまいました。
訪問入浴サービスで働くことを考えていらっしゃる方は、お気を付け下さいね。
ナースの私が訪問入浴サービスで学んだ 麻痺や拘縮がある寝たきりの方の衣服の着脱法
こんにちは。チョコです。
今回は訪問入浴サービスではよく出くわす、麻痺や拘縮のある利用者さんの衣服の着脱について書いてみたいと思います。
【麻痺や拘縮のある方の着脱は、いかに服に余裕をもたせるかがカギ】
まず、麻痺や拘縮のある方の着脱の基本は「脱健着患」ですよね。
健康な側から脱がせて、麻痺や拘縮のある側から着せる。
まあ、これはナースなら誰でも頭に入っている基本中の基本ですよね。
そこは分かっていても、なかな実際に上手く着脱できるかというとそうでもありません。
座位を取れる方ならまだしも、寝たきりで麻痺や拘縮があると、本当に難しいものです。
特に難しいのは上半身の着脱。
片袖は通っても、もう片袖がどうにもこうにも通らない、、、なんてことありますよね。
無理に服を引っ張って、破れそうになってヒヤヒヤする場面もチョコはありました(汗)。
そう、問題は衣服の余裕がないこと。
利用者さんの関節の動きには制限があるので、衣服側を何とかするしかありません。
いかに服に余裕を持たせる事ができるかがカギになります。
【スムーズな着脱には引っ張る方向のコツがある】
(脱がせる時)
麻痺や拘縮がある寝たきりの方の衣服を脱がせる場合は、いかに動く方の袖をスムーズに脱がせるかがポイントです。
片袖が脱げればあとは簡単に脱がせられますからね。
前開きの衣服の場合、まず前ボタンを外したら、できるだけ脱がせたい側に背中側から衣服を引っ張ってずらしておくことが大切です。
この一手間でかなり脱がせやすくなります。
(着せる時)
一番大変なのは、衣服を着せる時。
今度は動かない方の腕から着せていきます。
動かない方の腕に袖が通ったら、今度は側臥位にして反対側にできるだけ衣服をずらしておきます。
それ以上、いくら衣服を横方向に引っ張っても、破れる危険性が高まるだけです。
そこで!
チョコが着脱のプロに教えてもらったコツは
ズバリ!斜め方向に衣服を引っ張ること!!!
ただこれだけ!
ただこれだけ!
横方向には動かなかった衣服が、斜め下には動きますよ~
そう、まだ余裕は作れるのです♪
ぎゅ~っと斜め下に衣服を引っ張って、動かない方の腕に袖を通してね。
こんな単純なことで、あら不思議!
魔法のように着せられちゃいます。
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ナースの私が訪問入浴サービスで目にしたプロ級の技
こんにちは。へなちょこナースのチョコです。
チョコは心にゆとりのある生活を目指して病院勤務におさらばし、介護の世界に足を踏み入れました。
まず最初に選んだのは「訪問入浴サービス」です。
前記事では、訪問入浴サービスは時給がまずまず良いこと、医療行為が少ないことを書きました。
今日はもう少し詳しく訪問入浴サービスについて書いていきますね。
【訪問入浴サービスで何気に重要なのは衣類の着脱の技術】
訪問入浴サービスは医療行為が少ないので、そんなに病院で培った技術の出番はないのですfが、意外にめちゃくちゃ必要だったのは衣類の着脱技術でした。
利用者さんをお風呂に入れるわけですから当たり前なのですが、寝たきりの方の衣類の着脱をナース一人でやることになります。
チョコの場合、外科病棟で沢山の管に繋がれた患者さんの衣類の着脱を普通にやっていたので、チョロいもんだと思っていました。
が、しかし!
そこには病院にはない問題が、、、。
・病院では患者さんは処置を受けやすいように前開きのパジャマを着ていることが多いが、在宅では利用者さんは様々な服装をしている。
(普通にかぶりのトレーナーとかね。)
・病院では患者さんは基本薄着だが、在宅では利用者さんはやたらと重ね着をしていることが多い。ほんとに果てしない闘い、、、(TOT)。
(しかも着る順番覚えるの大変。)
・病院ではナースは様々な角度から患者さんにアプローチできるが、在宅ではベッドの配置によっては限られたスペースで作業しなければならない。(自由がきかない)
・病院ではある程度ナースのペースで作業できるが、在宅ではご家族の方の視線があるためあまり無茶はできない.。やや強引に服引っ張るとかね 笑。(←いや、これは病院でもほんとはやってはいけないんですけどね、、、あはは、、、)
などなど。
というわけで、訪問入浴サービスではいかにスムーズにスマートに利用者さんの衣類の着脱をさせられるかが重要というわけです。
【不安なことや疑問は見習い期間にベテランナースに聞け!】
チョコが訪問していたご家庭でも、寝たきりで体の拘縮が強く、魔法でも使えない限り脱がせたり着させたりなん絶対ムリ!という方がいらっしゃいました。
でもね、
いました。
魔法使える人。
訪問入浴サービスで長年働いているナースの中には、衣類の着脱のツワモノがいます。その技はもう魔法級。
カッチカチの体の方でも、するりと魔法のように脱がせたり着せたり、、、。
わたくし感動しすぎてポカーンでした。
訪問入浴サービスでこんな風に感動する技に出会えるとは思ってもみませんでした。
どんな世界にもプロっているんだな、、、と思ったのを覚えています。
そうそう、訪問入浴サービスで働くと、最初の数回は見習いとしてベテランナースに付くことができます。
なので、不安なことや疑問は、この数回でベテランナースに聞きまくって教えてもらっておくといいです。
というわけで、チョコもこのツワモノナースに衣類の着脱の魔法を伝授してもらいました。
次の記事で詳しく書いていきますね。
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